こけしのふるさとを訪ねて 鳴子
ロクロの音が響く、いで湯の里。
鳴子峡栗駒山の広い裾野に湧く鳴子温泉郷。それぞれに泉質や効能が異なる源泉は、その数374ともいわれ、古くから湯治場として賑わってきました。鳴子温泉の中心街は、その名も「こけし通り」。狭い道に沿って、温泉宿とみやげ物屋が軒を連ねる、いかにも温泉街らしい風情が見られます。店先に所狭しと並ぶのは、もちろん鳴子こけし。中には工人直営の店もあり、熟練の技を実際に目にすることができます。

最も多くの工人を擁する一大産地。
鳴子こけしこけしといえば“鳴子”といわれるまでに広く親しまれるようになり、今や最も多くの工人によって作られている「鳴子こけし」は、東北有数の温泉郷・鳴子を中心に発達した系統です。鳴子温泉では古くから、漆器類などの木地業が盛んに行われていました。近年発見された古文書によれば、文久二年(1862年)に「こふけし」があったことが知られ、こけしが作られ始めたのは江戸末期の頃と推定されています。素朴で味わいのある古鳴子時代(明治〜大正前期)、胴の黄色い描彩が特徴だった黄鳴子時代(大正中期〜戦前)を経て、現在の優しくあでやかな表情を持つこけしが作られるようになりました。

鳴子こけしの特徴 鳴子こけしの特徴  工人名鑑 工人名簿  INDEXへ戻る INDEXへ戻る

●鳴子木地玩具協同組合
玉造郡鳴子町字尿前74-2  TEL 0229-83-3600

●日本こけし館
玉造郡鳴子町字尿前74-2  TEL 0229-83-3600