黄・赤・緑の鮮やかな色調感。
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| 胴のシルエットは鳴子系に近く、肩が張っていますが、ほとんどが全体的に太い直胴です。中には、下部が太くどっしりとした地蔵型といわれる小寸物もあります。胴全体には黄色が施され、目を射抜
くような色調感が際立ちます。さらに帯状のロクロ線、菊花を図案化した立ち菊などが描かれます。伝統の技術と表現方法が踏襲される一方で、工人の新しい創意工夫や精神世界、現代の風が吹き込まれています。
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想いを語りかけてくる表情。
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肘折こけしの特徴は何といっても、他の系統には見られない強烈な個性を放つ顔の表情にあります。こけしづくりの原風景は、東北の厳しい自然や生活環境を抜きにしては語れません。顔の描彩には、工人のその時々の精神風土や生活背景が如実にあらわれ、可愛らしさや穏やかな微笑みだけではなく、喜怒哀楽すべての感情が内包されるのです。こけしが、創り手の技巧と感性を凝縮した「魂の産物」といわれるゆえんが、そこにはあります。
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