こけしのふるさとを訪ねて 弥治郎
美しい蔵王の峰々をのぞんで。
蔵王伊達政宗の重臣・片倉氏の城下町、白石から松川に沿って西へ進んだ山あいに鎌先温泉があります。開湯は正長元年(1428年)と古く、切り傷に効く奥羽の薬湯として知られてきました。弥治郎こけしは、鎌先温泉から歩いて20分のところにある半農半工の村・弥治郎で作られ、この温泉にやってくる湯治客の土産物として売られていました。こけしやコマなどの木地玩具を、温泉宿の部屋を回って商ったのは、木地屋の気丈なおかみさんたち。「弥治郎の鎌先商い」と呼ばれ、その光景は昭和30年頃まで続いていました。


のどかな半農半工の村、弥治郎。
弥治朗こけし弥治郎こけしは、白石市の鎌先温泉の西約1kmのところにある弥治郎という集落を中心に作られる系統で、遠刈田こけしから分化したといわれています。今も弥治郎では、春先から秋までは田畑を耕し、晩秋から水温む春までは、こけしづくりに励むという半農半工の生活が続けられています。副業の木地業は古くから行われていましたが、こけしづくりは遠刈田、鳴子に続いて始まりました。

弥治郎こけしの特徴 弥治郎こけしの特徴  工人名鑑 工人名簿  INDEXへ戻る INDEXへ戻る

●弥治郎こけし業協同組合
白石市福岡八宮字弥治郎東41  TEL 0224-26-3378

●弥治郎こけし村
白石市福岡八宮字弥治郎北72-1  TEL 0224-26-3993