組合の意義
中小企業が、困難な問題を乗り越え、新たな発展をしていく為には、個々の企業の自助努力はもちろん大切ですが、個々の能力には限界があります。このような難しい問題に取り組む為には、同じような立場にある何人かの中小企業者が、組合を作り、不足している経営資源を相互に補完しあい充実・強化していくことが最も効果的といえます。
中小企業の組合にはいくつかの種類があります。組合の種類や実施する共同事業の種類、内容などによって、組合を作った効果は異なりますが、
- 生産性の向上、取引条件の改善、販売促進、資金調達の円滑化、情報・技術・人材・マーケティング等ソフトな経営ノウハウの充実等により経営の近代化・合理化を図ることができる
- 業界のルールの確立、秩序の維持ができ、メンバー企業の経営安定と業界全体の改善発展を図ることができる
- 中小企業者の個々の声を組合でまとめることにより、その意見や要望事項を中小企業施策に反映させることができ、多くの多くの中小企業施策を利用する事が出来ること